沖縄-仏壇事ドットコム-

仏壇への線香のたてかた

普段から当たり前のように仏壇に線香をたてていますが、他の人がどうやって線香をたてているのか普段見ることができないので、先日の彼岸の際に線香をたてる動画を撮影してみました。

自分の家にある仏壇と他の人の家にある仏壇の場合が少し違うのでこちらでまとめてみました。

【自分の家にある仏壇】
(誰の仏壇か)
・夫側の親の仏壇が一般的
・もしかしたら自分の子供の仏壇という可能性もあり
・親の兄弟に位牌継承の養子に入っている場合は親の兄弟の仏壇
・数は少ないが祖父や曽祖父の兄弟に位牌継承の養子に入っている場合は祖父や曽祖父の兄弟の仏壇
(線香の立て方)
・最初に12本線香でお通しをする(その家に住む家族がお通しをするのが基本)
・それからその家に住む家族や夫側の兄弟の家族など、その仏壇に関わる近い家族の分の線香をたてることがある
・家族の線香は基本的には1人3本ですが、動画の場合は夫と妻は12本+3本の15本をたてています。
12本+3本は十二支の力をかりること、3本は天、地、自分(または龍宮)とされています。普段から拝みなどをやっている方は12本+3本でも問題ないと思いますが、子供や一緒に住んでいなくてかわりに立てる場合は3本がいいと思います(あまり多くの線香を持ち切れる力がないため)

例)うちの場合は夫の両親の仏壇です
・夫
・妻
・息子
・夫の兄
・夫の兄嫁
・夫の兄の長男
・夫の兄の次男
・夫の姉
の分を行事の際に立てます。
普段の1日15日は
・夫
・妻
・息子
の3人分をたてています。

【他の人の家にある仏壇】
(誰の仏壇か)
・夫の親戚や妻の親戚
・友人知人など
おそらく、旧盆やお正月、または節目の際などにいくことが多いでしょう
(線香の立て方)
・その家の人が12本のお通しをする場合はそれを待ってから(やらない場合もあるので先方に合わせましょう)
・基本的には1人3本ですが、その家の人が1本を渡すこともあります。その場合は先方に合わせましょう。

あと、線香をつけるときに時々コンロの火でまとめてつける方もいらっしゃいますが、できるだけ、仏壇のろうそくでつけるようにしましょう。
直接ライターでつけるのもいいですが、ろうそくをたてることであの世からこちらが見えやすくなりますので、ぜひ、ろうそくをつけてそこから線香をつけるようにしてください。
あと、線香の火を消すときは、動画のように上から下に線香を振り下ろすか、空いている手で風をおくって消してください。
間違っても息を吹きかけて消すことはしないでください。

また、家庭や地域、ユタさんでも教え方が違うと思いますが、1つの考え方として参考にしていただけると幸いです。

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