「うぶく」というのは聞いたことはありますか?
ヒヌカンにはよくやるけど、仏壇にはやらない、という方も多いのですが、旧暦の1日と15日にはヒヌカンにうぶくをあげるのと一緒で、仏壇にもうぶくをお供えします。

↑上の写真がうぶくを入れる器です。
これが2つ、必要になります。
仏具やさんで購入することができますが、昨日紹介した香炉や湯飲みなどと同じ模様だと見た目もバッチリですよね。

旧暦の1日と15日には、ご飯を炊いたらまずはヒヌカンのうぶくを3つ、入れます。
そのあとに仏壇用の器にうぶくを3つ入れます。
ヒヌカンに手を合わせたら次は仏壇にうぶくをお供えして線香を15本(12本と3本)たてます。
写真の線香は15本が2組たててありますが、このときは夫婦2人で手を合わせたので、2組にしています。
置く場所は↓こんな感じでお茶の横が一番いいかな??と思っています。

写真にあるように、ご飯を器に盛って、こぼれないように、しゃもじで山を作るようにしておくのが理想ですね。

うぶくのご飯は、必ず炊きたてのご飯を、ヒヌカンのうぶくから入れて、仏壇のうぶくの順番で入れます。
旧暦1日は白いご飯ですが、旧暦15日は赤飯(または黒米で色をつけたご飯)でうぶくを作るのがヨシとされます。
1日は神様が天にのぼる日、15日はお迎えで嬉しいこと、お祝いごとなので、赤飯、という考え方だそうです。
もしも、できないときは白いご飯でもいいので、あまり気負わずに、ですね。

あと、1日15日に予定があって家にいなかった、忙しくてできなかったという場合は、翌日でもいいし、数日遅れてでもいいので、こういう理由でできなくて遅くなりましたが、1日(または15日)の拝みをします、とお伝えしてお供えしてください。
拝みごとは「事前」にはできないので、できないときは必ず「事後」で遅れた理由をお伝えするといいと思います。

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