今日は秋の彼岸入りですね。
さて、秋の彼岸は何か仏壇やヒヌカンにやるんだろうか?と思っている方も多いのではないでしょうか。

まずは今年2019年の秋の彼岸のスケジュールから。

2019年9月20日(金)彼岸入り
2019年9月23日(祝月)彼岸中日
2019年9月26日(木)彼岸明け

県外ではお彼岸=お墓参り、というのが一般的ですが、沖縄ではお墓参りはほとんどしないところが多いのではないでしょうか。
というのも、沖縄の仏壇は仏様を祀っているものではなく、先祖の位牌を祀るところで、お墓につながるところ、という考え方があるので、彼岸の際にはお墓参りには行かず、仏壇にお供え物をするのが一般的です。
もちろん、お墓に行くのが悪いということではないので、お墓参りをする方もいらっしゃると思います。それはそれでとてもいいことだと思います。

まずは沖縄の拝みはヒヌカンからスタートして、そのあと仏壇なのですが、実は沖縄で秋の彼岸が行われている経緯などを調べているところですので、今回はちょっと記事に間に合いませんでしたが・・・。
ヒヌカンにお供えするもの、仏壇にお供えするものは
・重箱に入れる料理をウチャワキとしてお供え(重箱に入れないでいい)
という説と
・ウチャヌクと果物とビンシー
という説が入り乱れています。
こちら、もうちょっと深く調べる必要があるなぁと感じています。

仏壇には、重箱に入れる料理を3品、5品、7品、9品などの奇数の数字でお皿に盛ったもの、お団子7個、お菓子を3品、5品、7品、9品などの奇数の数字でお皿に盛ったもの、果物の盛り合わせ(バナナ、みかん、りんご)を1対、そしてうちかびをお供えすると言われていますが、これもなぜこの組み合わせなのかを調べ中・・・。

彼岸に関しては、沖縄にもともとあったものではないような気がしているので、もし、ここまでできなかったとしても、5品とか7品のお菓子を仏壇にお供えして、お彼岸の報告をするだけでもいいと思います。
「今は彼岸のやり方がはっきりわからないのでまずはお菓子だけお供えします。勉強不足ですが、一生懸命心を込めてやっています」と詫びを入れておくといいでしょう。

沖縄の行事ごとにはまだまだわかっていない部分もありますが、少しずつ調べて行こうと思っています。

そして、この時期は屋敷御願をします。
一戸建ての家の方はもちろんですが、賃貸のなどの場合は少しだけやり方が簡素化されています(この場合は屋敷ではなく、家の4角でやる方法をとります)。
この屋敷御願をやる時期が秋の彼岸を目安にして、ということで屋敷御願の時期と認識されています。
屋敷御願についても現在資料を準備中なので、次の屋敷御願のころまでには記事として紹介したいと思います。

秋の彼岸についてはまだまだ勉強中のところもありますが、早めに更新できるようにします!

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