ヒヌカンや仏壇に毎日線香をあげていい?

沖縄では自分の家にヒヌカンや仏壇がある方は、旧暦の1日と15日にはヒヌカンと仏壇にうぶくと言われるご飯をお供えして、線香をたてます。

毎月の旧暦1日15日のヒヌカンと仏壇への拝み方はこちらを参考に

では、それ以外のとくに行事でもない日には線香をあげていいのか?という素朴な疑問が出てきます。

答えは「もちろんOK」です。

線香を立てずに「から手(カラティー)」で手を合わせる方法もありますが、線香を立てることで、火の力を借りて手を合わせることができるのでより強く、ヒヌカンの神様や仏壇にいる先祖に思いが届く、というとわかりやすいでしょうか。
線香をたてると、火事防止の観点からすべての線香が燃えるまでの30分は外出するのは控えるほうがいいので、時間がないときや何かしらの理由があって、線香の煙を出したくない場合はから手(カラティー)でいいと思います。

私は、旧暦の1日15日じゃなくても毎日ヒヌカンには12本3本の15本を3セット、仏壇には12本のお通しをしてから家族3人分の線香をたてます。
ちなみにここで言う「線香」とは沖縄独特の平御香(ひらうこう)のことです。

平御香についてはこちらで解説

なぜそうするのか、という道理を知ってヒヌカンや仏壇事をすると、判断に迷ったときでもゆっくり道理を考えて自分で判断できるようになるのでおすすめです。
動画でも解説してみましたので、ぜひこちらもあわせてチェックしてみてください。

沖縄の行事事の理解を深めるなら大人気のこちらの本もおすすめです。

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