2016年11月14日は旧暦10月15日です

今日、11月14日は旧暦10月15日、ヒヌカンへのお供えの日ですね。
写真では白うぶく(普通の白いご飯)になっていますが、旧暦15日は赤うぶく(赤飯、または黒米で色をつけたご飯)の日です。

毎月旧暦1日・15日の火の神(ヒヌカン)への拝みのやり方の記事はこちらをクリック

その日炊いたご飯でうぶくをお供えしますが、朝一番ではお弁当用のご飯を炊いて、お弁当作りで忙しいけどどうしよう?というご相談をいただきました。
この場合は、朝一番で炊いたご飯の最初のご飯でうぶくを作っておいておくか、お弁当作りが終わってから1合をうぶく用に炊くのもOKです。
とにかく、その日に炊いたご飯であればいいので、朝が忙しくてできないという方は昼でも夜でもいいのであまり気負いせずに続けていければいいのではないかと思います。
その時には「本当は朝一番でやりたかったのですが、お弁当作りなどがあって心が落ち着かないので、今の時間になってしまいました。」と詫びを入れておけばさらに安心ですね!
ヒヌカンや仏壇のことをやらないと祟りがある、と言う方もいますが、「祟り」ではなく、こちら側に伝えたいことがあるけど、うまく伝わらずこちら側も動かない場合への「知らせ」です。
人間同士でも、伝えたいことがあるのになかなか伝わらないと声が大きくなったりアクションが大きくなったりしますよね。そういう捉え方だとわかりやすいと思います。
「先祖が子孫に悪いことを起こすはずがないさ」と言うのもあっていると思います。
でも、いいことだけを求めて、面倒な事や都合の悪いことはやらない、となると「悪いこと(祟り)」ではなく「知らせ」が来ることがあります。
敵対して悪い方向に考えるのではなく、「私もまだまだ勉強不足だから少しずつしかできないけど、心を込めて手を合わせてます」と言う気持ちを伝えることで、落ち着く場合がほとんどです。
「私も大変だから、自分の子供や嫁には難儀させたくない」という気持ちもわかりますが、全体像をわからずに「簡素化」するのはそれは簡素化ではなく、都合野いいように考えてやらないだけだと考えています。

そういう気持ちを持ちながらヒヌカンに手を合わせて色々な想いを持ちながら過ごしています。

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