
沖縄の行事は旧暦で動くことが多いですが、1年の終わり、年の夜(トゥシノヨルー)のヒヌカンと仏壇のお供えものについて書いていきます。
旧暦には31日はないので、旧暦12月30日が年の夜(トゥシノヨルー)になります。
2021年は2月11日(木)が年の夜(トゥシノヨルー)となります。
まずはできるだけ午前中にヒヌカンの
・チャーギ
・塩
・お水
・お酒
・米
を新しいものに変えます。
そして旧暦15日のように赤うぶくをお供えして、年の夜(トゥシノヨルー)であることと感謝を伝えます。
仏壇へは、まず仏壇のチャーギ、お茶、お酒、お水を新しいものに変えます。
それから夕食として、「年越し膳」をお供えします。
・赤飯
・ソーキ汁
・酢の物などの小鉢
・ウチャワキ(最低限、昆布、三枚肉、赤かまぼこを3つずつ。もしそれ以上なら、天ぷらやゴボウなど、重箱料理に入れるものを奇数種を奇数個ずつ入れること)
上記を1膳としてそれを2膳お供えします。
あとは家族でゆったりと年越しを行うのが年の夜(トゥシノヨルー)の過ごし方です。
動画でも解説してみましたので、ぜひこちらもあわせてチェックしてみてください。