火の神(ヒヌカン・ひぬかん)へは、毎月1日、15日に手をあわせなさい、と言われますが、具体的にどうやったらいいのか?がわからないという方の相談を多くうけます。

やり方がわかっても、その「意味」がわからないと、理解して心をこめてすすめることが難しいですよね。
そこで、旧暦1日・15日の火の神(ヒヌカン)への拝みの方法をメモ書きしておきます。
写真は本日、旧暦6月1日の火の神(ヒヌカン)です。

香炉を中心にして、左側にチャーギ、お水、右側に塩、生米、お酒です。
手前にはうぶくが3つ、白紙(シルカビ)の上に置かれています。

チャーギ・・・火の神(ヒヌカン)だけではなく、仏壇へもよいとされる植物。毎月1日・15日には入っている水とともに替えるのが好ましい。根が出てきたから長く使える、という声をよく聞きますが、毎回取り替えるのが基本なので、根が出てくるまでそのままというのはあまり好ましくありません。

水・・・その日の朝一番のお水です。水を出しっ放しにして、水が入っている器を洗います。それから水を止めずに水をいれます。私はその後、布巾などで器の周囲を拭いて水滴をとっています。

塩・・・三つ指(親指、人差し指、中指)で塩をつまみ、1つの山をつくります。それを3度繰り返して、3つの山をつくります。

お酒・・・泡盛を注ぎます。火の神と仏壇専用の泡盛にして、飲むもの、料理用とはわけるのが基本です。

生米・・・生のお米を3回つまんでお皿にのせます。使ったお米は、次回のうぶくに使う以外で食べてください。

うぶく・・・炊きたてのご飯から一番最初にとりわけます。私は1つの器につき、3度でこの形をつくります。昔からの言い伝えで、ご飯をとんがってもりつけると男の子ができる、まるっこくもりつけると女の子ができる、と言われています。
下には白紙(シルカビ)を敷きます。白紙(シルカビ)は終わったら処分します。

20140627-163148-59508836.jpg
線香は12本+3本の15本を3セット使います。
上記の写真で12本+3本の15本です。
20140627-163148-59508482.jpg
このように重ねて、3本が一番手前にくるようにして一緒に立てます。

一番最初の写真のように、奥のほうから1セットずつかみて、立てていきます。

ここで、火ぬ神(ヒヌカン)にグイスをとなえます。
・自宅の住所
・旧暦と新暦
・家の主の父の名前、干支、母の名前、干支
・家の主の続柄(長男など)、名前、干支
・妻の父の名前、干支、母の名前、干支
・妻の続柄(長女など)、名前、干支
(子供がいる場合)
・父の名前、干支、母の名前、干支
・子の続柄(長女、次女など)、名前、干支
(複数いる場合は上記を繰り返す)
・健康であることの感謝、願いごとへの報告など
・今後の健康祈願や願いごとなど
・御礼

その後、仏壇へも報告をします。
20140627-163148-59508130.jpg
仏壇へのうぶくは2つです。
お茶やお水、お酒、チャーギなどを新しくしたら、そこでも線香を立てます。
私の場合は12本+3本の15本ですが、子供達は3本のみです。
一般的には3本でもいいと言われていますが、私たちは15本にしています。
そこでも、グイスをとなえます。
・自宅の住所
・旧暦と新暦
・自分の父の名前、干支、母の名前、干支
・自分の続柄(長女など)、名前、干支
・健康であることの感謝、願いごとへの報告など
・今後の健康祈願や願いごとなど
・御礼

毎月やるのは大変なこともありますが、やり終えると気持ちがすっきりします。
もしも、その当日できないときは翌日でも翌々日でもいいので、わびを入れて行うことがよいとされています。

また、お供えしたうぶくは、おいしく頂くのが基本です。
火の神は女性しか拝まないよ、というのですが、台所にあるという場所から、そういう言い伝えがあると言われていますが、家の主でも、子供達でも、そこに関係がある人は手をあわせてもいいというのが私たちの考え方です。

おすすめの記事