旧正月の炭昆布

旧正月のヒヌカンと仏壇のお供ものについてまとめました。

旧正月は沖縄県内でも糸満や屋慶名などで行われているとして有名ですが、沖縄の行事は旧暦なので、ヒヌカンや仏壇がある家庭では旧正月をやるという方も多いのではないでしょうか。
2020年は1月25日(土)が旧正月です。

旧正月元旦の朝一番にやることは、まずは井戸から新鮮な「若水」をとるところからです。
・・・といっても今の家庭には井戸がないので、朝一番の水道からの水をおおよそ1リットルほど、取り分けておきます。

旧暦1日でもあるので、できるだけ午前中にヒヌカンのチャーギ、お水、お酒、塩、米を新しいものにします。その際、お水は朝一番に取り分けた若水から入れるのを忘れずに。
旧暦1日にいつもお供えするうぶくも今日はお正月なので赤うぶくで。
その他にウカリーと呼ばれる赤・白・黄の紙を縦に長く3つ並べ、奥からうちゃぬく、炭昆布、みかんを並べます。このセットを3つ、ヒヌカン前にお供えします。

それから12本3本(合計15本)の3セットの線香をお供えして、旧正月を無事に迎えられたお礼も含め、いつものグイスをとなえます。
いつもの旧暦1日15日の拝み方はこちらを参考にしてください

ヒヌカンへの報告が終わったら、次は仏壇と床の間への報告です。
床の間がない家は仏壇のみでOKです。

床の間へも細長いウカリーの上にうちゃぬく、炭昆布、みかんをセットしてお水とお酒を新しいものにかえます(この場合もお水は若水で)。
香炉がある家では12本線香をお供えします。

仏壇は、チャーギ、お茶、お水、お酒を新しいものにかえます(この場合もお水は若水で、お茶も若水でいれたお茶にします)。
御膳2つに赤飯、汁物(ルーイゾーメンやイナムドゥチ、中身汁など)、おかず(田芋のりんがく、豚肉のごぼう巻き、クーブイリチーなど)をお供えします。

喜ぶ(よろ昆布)、田芋(子孫繁栄)など、おめでたい食材を使う料理が旧正月の「お祝い膳」となります。
仏壇の御膳を置く2箇所にウカリーと呼ばれる赤・白・黄の紙(この場合は御膳より大きいもの)を置いて、その上に御膳をおきます。
御膳の奥、仏壇側にみかんと炭昆布をそれぞれ置きます。
それからまずはお通しの12本線香をあげて、今日が旧正月であることの報告と感謝をお伝えします。
その後、家族それぞれの線香を3本ずつあげます。

その他にも花米(9合のお米を重箱に入れそれを2つ用意して2段にし、その上にウカリーを置いて、その上に2個のみかん、2個の炭昆布を置いたもの)を2つ用意します。
1つは仏壇に、1つは床の間にお供えします。
床の間がない家は玄関に花米をお供えします。

全て終わったら若水をコップなどに入れ、ウビナディをします。
ウビナディとは、中指に水をつけ、おでこにチョンとつけます。
これを3回繰り返します。
家族全員、行うことで1年の健康祈願を行います。

おすすめの記事