果物(旧盆のお供え物)

いよいよ明日8月13日からは旧盆ですね。
沖縄県内のスーパーはものすごく混んでいてびっくりするほどです。

旧盆で欠かせないお供え物として果物がありますが、はたして何をどれだけ買えばいいのか?というご質問が多いですが、果物について少しお話しします。
下記は最低でもこれだけはあったほうがいいよ、という果物です。

・スイカ2個(1個ずつを左右に)
 「頭」と言われています。左右に1個ずつお供えします。
・パイナップル2個(1個ずつを左右に)
 昔は「アダンの実」だったようです。左右に1個ずつお供えします。
・バナナ10本(5本ずつを左右に)
 5本つながったバナナはお父さんの「手」と言われています。5本ずつを左右にお供えします。
・みかん6個(3個ずつを左右に)
 みかんは「子供」と言われています。3個ずつを左右にお供えします。
・りんご2個(1個ずつを左右に)
 りんごは「お母さん」と言われています。1個ずつを左右にお供えします。

最低限、上記は揃えておきたいですね。
仏壇のお供えものは「対(つい)」が基本なので、左右に配置しますが、予算の都合上など、でカタシー(半分・かたっぽ)にすることがありますが、本来は左右にお供えするものです。
そのほかにも、キウイフルーツやドラゴンフルーツ、マンゴーなどを飾る家庭がありますが、上記のお供えものにプラスしてお供えするのはもちろんOKです。
ただし、片側に置く個数は、1個、3個、5個など奇数の割れない数字にしてください。

お供え用のモンキーバナナを売るのを見かけますが、私たちはこれではなく、普通の黄色いバナナを5本にしています。
理由は単純ですが、お供えしてあとに、美味しくいただくためです。
スイカも2個ですが、家族は食べないので、地域のこども食堂さんなどにパイナップルとともに寄付させていただいています。

仏壇にはこのように左右にお供えします。
お盆のお供えものも「意味」を知って、準備したいですね。

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